ブラームスの ” poco f “

ブラームスの室内楽を演奏すると " poco f" で悩みます。フォルテより少し弱くという意味は分かりますが、なぜフォルテでもなく、mfでもないのか考えてしまいます。それでブラームスがどのような場面で使用するのかを調べてみました。

 

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Brahmsの室内楽 強弱記号と発想記号

ブラームスの室内楽にはpoco  f が良く出てきます。これはどのように弾くとブラームスに褒められるのだろうという話が持ち上がりました。
まずは彼がどのような強弱記号、発想記号を使ったのだろうかと、下調べをしてみました。

作品順に、弦楽六重奏 Op.18, Op.36, 弦楽四重奏 Op.51 No.1, No.2 弦楽四重奏 Op,67について調べてみました。ピアノ入りの室内楽についても少し調べてみようかと思います。

ブラームスについては、Op.18の頃から、発想記号の指示は細かくて、あまり大きな変化をしていないよです。
面白いと思ったのは p dolce,  molto p e sempre mezza voce 等のように強弱記号に合わせて発想記号も付け加えることが多いことです。
特にピアノ領域につては注文が多いようです。
poco f については、独立したタイトルでご紹介したいと思います。

 

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