カテゴリー別アーカイブ: バロック

バロック音楽(415の会)を楽しもう

415の会について少しお話させていただきます。私は2009年ごろから古楽器による演奏に興味を持つようになりました。それまでもバロック音楽は大好きでしたがモダンの楽器の方が良いと思っておりました。古楽器への興味はヴィオラ・ダ・ガンバから始まりました。どうしてこの楽器が滅びてしまったのかが不思議で自分でその理由がわかりたいと思ったからです。
 

続きを読む バロック音楽(415の会)を楽しもう

ファゴットを練習しなくては

昨年の12月に開いた415の会の後、ヴィオラ弾きのお友達が、私のバロックオーボエに興味を持ち練習をするといってお持ち帰りなったのです。その時次回(4月の予定)は私がバロック・ファゴットで通奏低音をやりましょうと、酔った勢いもあって、リコーダー吹きの立ち合いで、男同志の固い約束が出来上がってしまったのですが、どうも彼氏は真面目に練習を続けているようなのです。

私の経験では、オーボエは最低3か月ぐらいは毎日練習を続けないと、トリオソナタ1曲分の時間分楽器を演奏することはできません。たぶんファゴットもそうだとしますともうそろそろ練習にかからないと、男の約束を守れないことになってしまいます。でもねえ。

415の会というのは、A=415Hzでやる会のことで、3か月に1回ぐらいトラヴェルソ、リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ガンバ、チェンバロなどが寄り集まって遊ぶ会です。私のうちでやっており趣旨にご賛同いただける方はどなたでも参加できます。

趣旨が、少し変わっていますし、バロックに対するアプローチが少し変わっていると思います。これについては参加される方がいるかもしれませんので、一度しっかりとご説明しなければならないのでしょうが、田舎の領主がヴェネツィアやフィレンツェに旅行して、その音楽の素晴らしさに強く感銘を受けたとしましょう。領地に帰ったあと田舎領主はどうやって音楽を楽しむんだろうというところから当時の音楽を考えています。